遠くから見ると普通の四角錐ですが、上から見ると各面の中央に秘密の線が走っています。

ピラミッドを描くとき、普通は4つの三角形が頂点で合わさる。長い間、ギザの大ピラミッドもそうだと思われてきた。しかし古代エジプト人は、私たちの想像以上に優れた建築家だった。
大ピラミッドの4つの主面は、それぞれ非常に微妙な曲線で半分に分かれている。各辺の頂から底まで、わずかな「くぼみ」が走っている。つまり技術的には 8面 で、4つの主面がそれぞれ2つの半分でできている。
くぼみはごく浅く(深さ約0.5〜1メートル)地面からは見えない。また、ピラミッドを覆っていた白い石灰岩がほとんど失われているため、荒い石で面が平らに見える。8面の効果が分かるのは空から、しかも 春分と秋分 の日の出・日の入り時だけ。そのとき影が各面の分割をはっきり映し出す。
考古学者や技術者は今も理由を考えている。構造を強くして石の滑りを防ぐため、あるいは天文学や複雑な数学に関係するとの説がある。いずれにせよ、今日でも再現が難しいほどの精度を示している。
大ピラミッドはエジプトで唯一8面で造られたピラミッドだ。この秘密の設計は地上からは見えず、太陽が上から適切な角度で照らしたとき、影によってのみ現れる。