「昨日」と「明日」が見える島
わずか3.8キロ先にある島を眺めている自分を想像してみてください。ボートなら数分で着く距離です。しかし、そこへ行くと時計の針は21時間も進んでしまいます。これがダイオミード諸島の不思議な現実です。
時間のギャップ
この2つの島は、アラスカ(アメリカ)とシベリア(ロシア)の間のベーリング海峡にあります。
- ビッグダイオミード島(ロシア): 「明日の島」と呼ばれます。
- リトルダイオミード島(アメリカ): 「昨日の島」と呼ばれます。
日付変更線がちょうど2つの島の間を通っているため、すぐ隣にあるのにカレンダーの日付が1日ずれているのです。
氷の上のタイムトラベル
冬になると、島の間が凍って「氷の橋」ができることがあります。歩いて20分ほどでアメリカからロシアへ渡れますが、その短い散歩で日付が丸一日変わってしまいます。
まとめ
ダイオミード諸島は、地理が生んだ不思議なスポットです。「明日」がすぐそこに見えていても、それは歩いて20分の場所にある別の時間なのです。






