信じがたいですが、オックスフォードで学生が授業を受け始めたのは、アステカが帝国を築き始める何百年も前のことです。

アステカといえば古代史と神秘的な遺跡、オックスフォードといえば学生のための現代の場所を思い浮かべる。しかし年表で見れば、オックスフォードの方がずっと前からある。
オックスフォードでの教学は 1096年 にはじまっている。1249年にはすでに組織だった建物と学生用住居を備えた大学に成長していた。
世界の反対側では、アステカ帝国はもっとずっと後まで始まらなかった。アステカが大都市テノチティトランを建設したのは 1325年。つまりアステカが首都の最初の石を据えたとき、オックスフォード大学はすでに200年以上学生を教えていた。
私たちはアステカのような「古代文明」と、大学のような「現代機関」を頭の別の引き出しに入れる。アステカの生き方は私たちにはとても古代に感じられ、オックスフォードは今日も機能する学校だ。しかし現実には「古代」のアステカは「現代」のオックスフォードより新しいのである。
アステカ帝国は1521年(合計約200年)まで続き、スペインに征服された。一方オックスフォードは、始まってからほぼ1000年経った今も健在だ。戦争、疫病、多くの帝国の興亡を生き延びた。
オックスフォード大学は1096年に教学を始め、アステカ帝国は1325年に始まった。オックスフォードはあの有名なメキシコのピラミッドを築いた文明より200年以上古い。今日も使われている生きた歴史だ。